ここではナルダンユーザーの皆さんが日頃の活動報告や様々なかたちで大正琴を楽しんでいる様子をご紹介していきます。今回ご紹介させて頂きますのは、茨城県にお住まいのUさんです。
 2年程前に奥様が大正琴にご興味を持たれたことがきっかけでご自身もクラッシックギターをご愛用されていることからご夫婦で楽しむ為にご購入頂きました。
ところが奥様以上に大正琴の魅力に惹き込まれ、五弦琴から九弦琴へもチャレンジアップ!更にはジャンルを広げるために邦楽曲にも挑戦。実際に名古屋まで講習会にも足を運ばれるほどの熱心ぶり。
大正琴の楽しみ方を無限大に広げられたアクティブユーザーのUさんをご紹介します。
【U様がご自身で製作された大正琴演奏台の写真】
2年前、はじめて大正琴に触れられた時、「琴の音は哀調音に富んだ純日本風の音色が心に響きます」と大正琴の魅力にすっかり惹き込まれたとおっしゃるUさん。

まずは教則本を使って「さくらさくら」から独学で熱心にお稽古に取り組まれていました。
「でも愛猫はなぜか琴が苦手らしく演奏を始めると逃げ出します。(どうも聞くに堪えられないらしいです(苦笑)」と愛猫ちゃんがいつか横で居眠りしてくれるような演奏を目指して(笑)毎日少しずつ楽しんおられました。
 そしてなんと!ご自分で弾きやすいスタイルに合わせたお手製演奏台を工夫して作られたり、練習風景を録音した自作CDを作成され送って頂くなどの熱心なお稽古ぶりを度々ご報告下さいました。

さらに「奮起一番と思い立ったのはモニターさんのおかげでした」とご自宅でのレッスンに弊社のホームページでご紹介させて頂いてるモニターさんのページをご参考にされたり、弦の張り替え方も動画解説を参考にされてご自身で弦交換もされるなど次々と新しい楽しみ方を見つけては自宅レッスンに励んでおられ、U様からのご報告を頂く度に私達も影ながら応援させて頂いておりました。

そして「大正琴は音色からして和音楽に適しているのではと最初の頃は思っていましたが、ジングルベルやカチューシャなどを聞き、楽器が何にむいているかではなく演奏者の奏法で何にでも合うことがわかっていきました。これからはジャンルにとらわれず種々の曲に挑戦してみます」とお稽古を続けられる間に大正琴の新たな魅力を発見していただいたようでした。
それからおよそ1年半ほどが経ち・・熱心にお稽古されるUさんは大正琴の楽しみを更に広げられるため、古希という節目を機に九弦大正琴にも挑戦。
Uさん曰く、「名琴人を選ばずの如くの素晴らしい音色に出会えた」と新たなステップアップへ期待に胸を膨らませておられました。
そこで九弦琴特有の奏法と九弦琴を活かした邦楽曲を学ぶ特別講習会のご紹介をさせて頂いたところ、ぜひマスターしたい!と茨城から名古屋まで毎月1回、4ヶ月間にわたって行われる講習会にもアクティブに足を運ばれました!

いよいよ講習会がはじまり、ご自宅での独学練習から実際に先生から直接アドバイスを受ける中で「現在の私は早く少しでも上手になればと思いこみ、楽しむことを失念しておりました。ご指導頂くなかで”音楽を楽しむことが大事である”といわれ楽しむことの大切さを痛感しました。」と感想を述べておられました。

こうして特別講習会に通うようになってから「自宅での練習がアッという間に過ぎるようになり、今までよりはるかに楽しく時間を忘れ練習しています」とおっしゃるUさん。
九弦琴と邦楽というジャンルへの挑戦やリアルに先生から受けるアドバイス経験が更に大正琴への興味を大きくされたようでした。
4ヶ月間にわたって行われた特別講習会にチャレンジされ九弦琴の基本をマスターする目的と同時に邦楽を学ぶことで「ジャンルを選ばない大正琴の良さと奥深さを知る機会に恵まれた」とおっしゃるUさんですが、一緒に邦楽を学ぶ子どもたちに「邦楽年齢はまだ4ヶ月足らずで私は多分皆さんのお爺ちゃんと同じくらいの年齢ですが大正琴年齢は皆さんよりずっと若いです。」とまだまだ少しずつ上達を目指して現在も練習は続行中だそうです!
そして「更にその魅力を掘り起こしてみたい!新たな邦楽曲にも挑戦して大正琴の魅力を自分のものにしてみたい!」とおっしゃるように大正琴を楽しまれるスタイルも更にパワーアップされたようでした。

ユーザー様と実際に直接お会いする機会に恵まれ、大正琴に対する真摯な姿勢と、お逢いする度ごとに生き生きと楽しそうにされていくお姿を拝見させて頂き、実は毎回とても楽しみにさせて頂いていました!
今後も更に大正琴の奥深さを楽しんで頂けると嬉しいです。

そして今度は演奏をお披露目されているお姿をご紹介させて頂きたいと期待をしています♪
これからも頑張ってくださいね!

 
 
 
 
 

  
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